2010/08/09 Google、Yahoo! JAPANに検索エンジンを提供
Written by Hiromi on 2010/08/09 – 2:20 am
去年の12月に、米国Microsoftと米国Yahoo!が検索/広告分野の提携等の広範にわたり業務提携をしたという記事を書きました。
その頃は、Yahoo! Japanもそのうち、Microsoftと提携すると言われていましたが、先日、Yahoo! JapanがGoogleと業務提携をしたことが発表されました。
つまり、“Googleが、Yahoo! JAPANに対して検索エンジンを提供する” ということになります。
これは、とてもサイト管理者・経営者、SEO業者、そしてユーザーにとって、とってもとっても朗報だと言えそうです。
参考記事:
#【Google Japan 公式ブログ】Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために
#【Yahoo! JAPAN プレスリリース】Yahoo! JAPANの検索サービスにおけるグーグルの検索エンジンと検索連動型広告配信システムの採用、ならびにYahoo! JAPANからグーグルへのデータ提供について
今まで、サイト管理者・経営者、そして、ウェブ制作会社を悩ましていたのが、Yahoo! JAPANとGoogleの検索結果ランキングにおけるアンバランスさでした。
- Googleにはリスティングされているのに、Yahoo! JAPANにはリスティングされていない(またはその逆)
- Googleでは、1ページ目に表示されるのに、Yahoo JAPANでは、5ページを過ぎでも出てこない
などなど、元々、検索結果ページの表示ランキングを決定する、検索アルゴリズムが全く違うため、両エンジンに対応したSEO対策をすることが、簡単ではありませんでした。
Googleは、SEO対策チームの責任者であるMatt Cutts氏が、頻繁にメディアに登場し、SEO対策に対して、正しい知識をちゃんと明確にしています。間違った情報や噂などは、常に否定し、自身のブログで、ウェブマスターからのSEO対策に関する質問にも頻繁に答えています。
それに対して、Yahoo! Japanは、不明瞭な部分がとても多く、噂ばかりが先行していました。
また、スパム的なSEO対策が、Yahoo! Japanでは、通用していて、日本では、圧倒的にYahoo! JAPANの利用者が多いことから、Yahoo! Japanだけに焦点を絞り、スパム的なSEO対策をする業者がたくさん存在しているのが現状です。
なぜ Yahoo! Japan は、BingではなくGoogleを??
1、まず、Google 検索エンジンの性能が素晴らしいからです。
この事業の携わって、検索エンジンをしょっちゅう見ていると、Googleが他の検索エンジンより、いかに優れているかがとてもよく分かります。スパムサイト対策もちゃんとなされていますし、新規ページが、検索エンジンにリスティングされるスピードも、他の検索エンジンよりも格段に速いです。
2、Bingが期待はずれだったのも要因の一つかもしれません。
米Yahoo!がMicrosoftと10年間の提携契約を結んだ頃、Microsoftは、新しい検索エンジンBingを発表しましたが、結果として、Yahoo!ユーザーがBingに少し流れただけで、Googleには影響を及ぼしませんでした。
これだけではないかもしれませんが、いずれにせよ、とても正しい選択だと思います。
以下、提携内容に関するまとめです。
1、提携項目・範囲
ウェブ・画像・動画・モバイルの4領域と広告配信システム。
Yahoo Japan! は、オークションや、ショッピング、知恵袋など、独自のサービスがあります。
Googleのランキング結果に、このサービスを組み込んでいくことになります。
2、提携期間
2年。その後は、Yahooが断らない限り、また2年ずつ延長していくことになります。
3、移行期間
今のところ、明確にはされていません。
つい、先日、米Yahoo! が、Bingへの移行を開始したことを公式にアナウンスしました。移行まで8ヶ月ほどかかったことになります。参考:【米Yahoo!ブログ】:Yahoo! Begins Testing with Microsoft
Yahoo! Japanの場合、移行期間は発表されていませんが、なるべく早く移行されることを願っています。
この2つの検索エンジンが1つになったことで、サイト運営者にとっても、SEO対策がしやすくなったことは間違いないですし、最も先進的な技術を提供しているGoogleがYahoo! Japanに検索エンジンを提供することは、ユーザーにとっても朗報であると言えそうです。
















